旨みの真髄!きのこ麹の驚くべき効果とは?
こんにちは。麹おばさんです。
みなさん、きのこ麹ってご存知ですか?
健康や美容に関心が高まっている方にはもうすでにおなじみの発酵調味料かもしれませんね。
この『きのこ麹』には、健康に優れた効果や美容に嬉しい効果がたくさんあることが分かってきています。
今回は、そんな『きのこ麹』の効果や栄養素について詳しく解説していきますね。
きのこ麹とは?
きのこ麹とは、米麹ときのこを混ぜて発酵させたものです。きのこには、独特の風味や旨味があり、米麹と混ぜることで、味わい深い麹ができるようになります。
《きのこ麹の効果》
1. 旨みがアップする
きのこ麹は、うま味成分のグルタミン酸を豊富に含んでいます。グルタミン酸は、旨味を感じるための成分であり、きのこ麹を加えることで、料理の旨味がアップします。
2. 消化吸収が良くなる
きのこ麹に含まれる酵素が、食材の消化を助け、栄養素の吸収を促進します。また、腸内環境を整える働きもあります。
3. 風味が増す
きのこ麹には、独特の風味があります。そのため、料理に加えることで、風味が増し、より美味しくなります。
《きのこ麹の健康効果》
きのこ麹には腸内環境を整える効果や免疫力を向上させる効果、血糖値の上昇を抑える効果やコレステロールを下げる効果など、多くの健康効果が期待されています。
腸内環境を整える効果は、便秘や下痢などの腸の不調を改善することで健康な身体へと導いてくれます。
また、免疫力を向上させる効果は、体内の免疫力を高めることで風邪やインフルエンザなどの感染症を予防することができます。
血糖値の上昇を抑える効果は、糖尿病の予防や改善に役立ちます。
また、コレステロールを下げる効果は、動脈硬化や心臓病の予防にも繋がるため、健康に関心ある方には必見の発酵調味料です。
《きのこ麹の美容効果》
『きのこ麹』には美肌効果やダイエット効果も期待できます。
美肌効果は、コラーゲンの生成を促すことで、肌のハリや弾力をアップさせる効果があります。
また、ダイエット効果は、腹持ちがよく食欲を抑える効果があるため、ダイエット中の方にもおすすめです。
《きのこ麹の作り方》
材料:
・お好きなキノコ2〜3種 300g(何種類か入れることによってより風味がアップします)乾煎りしてキノコの水分を飛ばすと100gくらいになります。
私のおすすめは>>舞茸、えのき、しいたけ
・乾燥米麹 200g(玄米麹、麦麹でも良い、生麹でも良い)
・粗塩 70g (全体の重さの10%の塩分量、今回は総量が700gなので70gの塩になります)
・水 400g
・保存容器(煮沸もしくはアルコール消毒済のもの)
作り方:
①キノコをフードプロセッサーで細かくカットする
②①のキノコをフライパンで乾煎りしてキノコの水分を飛ばしていく
キノコの旨みをギュッと凝縮していく。ペースト状になり大体1/4くらいになったら、火からおろして粗熱をとっておく
③塩と麹をすり合わせながら混ぜたらお水を入れて塩麹を作る
④できた塩麹に粗熱をとったキノコペーストを混ぜ合わせる
⑤保存容器に入れて、常温で保存する
⑥毎日1回、空気に触れさせながら混ぜ合わせる(夏場は1週間、冬場は10日程度で完成です)
⑦完成したら冷蔵庫で保存します
《キノコ麹の使い方》
スープやお味噌汁に入れたり、炒めもの、和え物、ドレッシングにも炊き込みご飯の調味料としても使える万能調味料です。
きのこ麹を入れるだけで、ぐっと旨みが増して料理が一段と美味しくなります。
簡単おすすめレシピ
『春菊のキノコ麹あえ』
材料:
・春菊
・キノコ麹 (小さじ1くらい)
・オリーブオイル(回しかける程度)
・ごま、えごま
作り方:
①春菊をサッと茹でる
②食べやすい大きさに切った春菊とキノコ麹、オリーブオイルを入れて混ぜ合わせて完成
まとめ
きのこ麹は、旨味や風味が豊かで、消化吸収にも良い効果があります。
料理に加えることで、美味しさがアップし、健康にも良いとされています。
私は、麹調味料の中でキノコ麹がナンバーワン発酵調味料だと思うくらい大好きです。
ぜひ、きのこ麹を取り入れた料理を楽しんでみてください。